季節の変わり目の肌トラブル
冬から春に。季節の変わり目は肌トラブルが気になる時期です。
子供のころから寒冷蕁麻疹などがあり、肌があまり強くない方です。
更年期に入ってからは、すねやももの内側に原因不明の発疹が出るようになりました。
通勤時に、ストッキングをはいていると、足全体に発疹が出てパニックに!勤務近くの病院にかけこんで薬をいただいたりしていました。他には頭皮の湿疹痒み、手足のかさかさ、ひび割れなどもありました。
特に寒い時期がそうだったのですが、今季の冬は、一度も発疹が出ずにすんでほっとしています。全体的に体調がよくなってきたので、体質改善の効果が出てきたのかな、とも思います。
肌が荒れやすい原因
冬の間の乾燥で肌が荒れやすくなっています。
- エアコンによる室内の乾燥
- お湯での食器洗い
- 熱めのお湯での入浴
そして、今季は、コロナの影響で、マスクの着用なども関係しています。
さらに更年期の私たちは、
- エストロゲンの低下で皮脂腺の分泌が減っている
- 加齢で汗腺、毛包などが萎縮している
- ターンオーバーが遅くなっている
などの条件も重なり、一層「肌力」が落ちているのです(^_^.)
肌荒れの初期のサインは
更年期の肌荒れの初期サインは、「肌が敏感になったと感じた時」。
私の場合、かゆみや湿疹でストッキングで勤務するのがつらくなりました。同僚ではパンツスタイルにかえ、靴下にしたり、パンプスをやめたりするなどして、工夫している方もおられました。
「自分の体が自分のものじゃないみたい」
そんな風に感じ始めた方は、早めのケアをおすすめします。
対策は
症状によっていろいろですが、私の場合
- 朝や入浴前後にこまめに水分をとる
- 入食事は熱い湯に長時間入らず、乾燥を防ぐ入浴剤を使う
- 入浴がすぐに化粧水をつける
- 食器を洗う時はグローブを使用する
などしていました。
今年はマスクの影響も
昨年からマスクの使用が頻繁になったことで肌トラブルに悩む方も多く、皮膚科を受診する数が例年よりも増加しているそうです。
「マスクをしていると乾燥しづらい」と言うのは間違い。
付けている時は吐く息で湿り気を感じますが、外すと一気に水分が蒸発するためより乾燥しやすくなります。
また汗の90%は水分ですが、尿素、アンモニア、乳酸など、肌にとどめておきたくない成分も含まれています。外した時に水分だけが蒸発すると、それらの成分が肌に留まり、かゆみや赤みの原因になります。
なので、ていねいな洗顔も大切ですね。
肌質に合わせて適切なケアを
日本女性の4割が混合肌、2,3割が脂性肌、2割が普通肌。
乾燥肌は、1,2割だそうです。
肌質によって最適なケア方法も異なります。自分の肌質にあったケアを心がけたいものですね。
お読みいただきありがとうございました^^/
参考)肌チェックができるサイト↓