今回は自律神経を整えるのに役立つ、生活習慣についてお伝えします。
日常生活の中で気軽に取りいれられますのでご興味のある方は試してみてくださいね。
まずは理論的なことは抜きにして、イメージ作りから。
私はシンプルでたいせつなことを猫に教わりました。
猫的生活から学ぶ
そう、イメージで言うならば・・・
そう、それは猫的生活。
その1)ひなたぼっこ
朝起きたらひなたぼっこ、お日様にあわせて移動。
その2)良質な睡眠
名前を呼ばれても目をあけないくらいの睡眠力。
その3)軽い運動
体の巡りをよくするためには適度な運動が大事。
その4)リラックス
自分なりのリラックスの方法を知る。
自律神経が整う習慣
それでは、もうすこし具体的に、自律神経を整える生活習慣をご紹介します。
青は私が実際に習慣にしていることです。
朝の習慣
なるべく毎日同じ時間に起きる。
起きたらすぐ部屋中のカーテンを開けお日様にあいさつ。
顔を洗い、1杯の水を一気に飲む。
体内時計がリセットされる。
一気に飲むことで大腸に刺激を与え腸が動き出す。
なるべく同じ時間に朝食をとる。
体内時計がリセットされ、交感神経のスイッチが入る。
朝食には肉か卵をとる。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが、加齢とともに分泌が減ってくると、不安感が強くなり不眠などの症状も起こりやすくなる。
セロトニンの分泌には必須アミノ酸のトリプトファンが必要。
トリプトファンは食事からしかとることができない。
必要量は、肉なら1日に70グラム、卵なら1個。
例)ベーコンエッグとパンとサラダ、そしてフルーツか砂糖を入れたコーヒーを。
脳に栄養が運ばれるのには甘いものも有効。
ゆっくり噛んでいただく。
朝食後は体を動かす。
庭仕事、洗濯ものを干すなど、15分~30分日光を浴びながら体を動かす。
トリプトファンを効率よくセロトニンに変換させるには、光、運動、前向きな気持ちも必要。
ひなたぼっこをしながらお茶。甘いものを少しいただく。
昼の習慣
昼食後一休みしたら体を動かす。掃除機掛けや、家事、料理など。
座り仕事が続く場合は時々ストレッチを行う。
椅子に座ったままで切る好きなストレッチを覚えておくとよい。
体を動かさなかった日は30分~40分のトレーニングを行う。
内容はその日の体調によって、ヨガマットの上で、動画をみながら、リズム体操、ダンス、ヨガ、筋トレなど。
夜の習慣
夕食時の灯りは少し暗めにし、良く噛んでゆっくりと食べる。
夜運動する場合は、ゆっくりとしたストレッチやウォーキングを。体をほぐして緊張をとるので副交感神経が活発になる。
激しい運動や筋トレなどは交感神経を優位にしてしまうので、寝る3時間前ぐらいには終わらせよう。
入浴はなるべく湯船につかる。ぬるめ(38~40度)のお湯に入る。
入浴することで体の表面温度が上がり、深部体温が下がり眠りを誘う効果がある。
湯あがり後、1,2時間後に眠くなるので、眠る時間の1時間前にに入ると良い。
湯上りにストレッチをして体をほぐすのも良い。
空腹時や食後の入浴は消化不良を起こすので避ける。
なるべく同じ時間に寝る。
7時間睡眠、体をリセットするには7時間の睡眠が必要と言われている。
まとめ)自分にあった生活のリズムを
今のあなたの生活はどうでしょう。
良く眠れていますか?
朝食は毎朝とっていますか?
ゆっくり湯船につかっていますか?
食事や就寝時間などの生活リズムが乱れている人は自律神経も乱れやすいのです。
自律神経は行動のリズムに従い、交感神経と副交感神経を切り替えて体のバランスを保ってくれています。生活のリズムが乱れ、その切り替えがうまくいかないと、夜パッチリ目が覚めたり、昼間ねむくてぼんやりして忘れっぽくなったりと生活に支障が出てくるのです。
そんな不調が長く続くと、胃液の分泌などから臓器にも影響し、十二指腸潰瘍や胃潰瘍などの大きな病気にもつながるのです。私がそうでした。
一人の時間に、心を落ち着かせて自分の生活を振り返ってみて。
慌ただしくしている時には分からない自分の姿が見えてきます。
仕事などで難しい場合もありますが、自分なりの生活リズムをつくってみよう。
食事、入浴、散歩、就寝などいつもおこなっている行動の順番を変えるだけでも効果が期待できます。
その5)ひとりじゃない
つらい時は誰かに頼って。ひとりで戦う事だけが強さじゃないよ。
どんな環境におかれても、自分が自分の味方になれることが大切ですね!
お読みいただきありがとうございました。