今朝庭に出ると、 パセリがもりもり大きくなっていました。
もう収穫しなきゃ!
一雨ごとに春らしくなってきますが、一雨ごとに野菜も育ちます。
今回は、ずぼらな私でもかんたんに育てられたパセリについて。
その栄養やとれすぎたパセリの使い道についてご紹介したいです。
パセリの効能
パセリを刻むと、さわやかな独特の香りがしますよね。この香り成分をもつ精油には食中毒や口臭の予防、食欲増進などの効果があります。
栄養価は他の食品に比べてもトップクラスのレベルなんです。
栄養成分としてはビタミン類(A,B1,B2,C)も多く、またミネラル類(カルシウム、マグネシウム、鉄)も野菜の中でとび抜けて多く、過酸化脂質を抑制し動脈硬化を予防する働きのあるカロテン量は抜群で、その他食物繊維、クロロフィルなども含んでおり、栄養素全体の含有量はトップクラスの野菜と言えます。※1
育てながらちょっとずつ使う
スーパーでパセリをみかけると(欲しいけれどちょっとでいいんだよなあ。)という時はありませんか?
株をひとつ買って育てれば、ちょこちょこ使えて便利です。
スープにちょっと入れようかなと思った時に、はさみをもって外に出て、すこし刈り取って使っています。
冬は、野菜の収穫がすくなくなるのでこのパセリとこねぎが活躍していました。
パセリは1年中育てられますし、プランターや水耕栽培も可能です。
場所は、日当たりは良い方がよく育ち、色も濃くなりますが、あまり強すぎると硬くなってしまいます。
プランターだと場所が移動できるので調整もしやすいです。
添え物パセリを料理の主役に
日本では、「とんかつの添え物」として使われたのが普及のはじまりだとも言われています。
たしかに、子供の頃食べたお子様ランチに必ずといっていいほどのっていました。
母はにんじんは「残さず食べなさい」というのに、パセリは「残してもいい」と言っていたので、食べずに残す「お飾り」的イメージがありましたよ。
日本では欧米と異なり「添え物」というイメージが定着しているようです。
増えたパセリの使い道
「パセリはたくさんとれてもねえ、使い道が・・・」と思う方も多いのでは?
私も思い浮かぶものと言えば、スパゲティやシチューの仕上げにふりかけるくらい。
ちょうど夫が買ってきた雑誌をぱらぱらとめくていたら、パセリカレーがのっていたので、つくってみました。
作家の平松洋子さん考案の肉とパセリしか使わないシンプルなパセリカレーです。
ジャガイモやニンジンを洗って皮をむき、煮込む作業が一切なし。
ひき肉を炒めて、大量のパセリを茎ごとひたすら刻み鍋にほうりこんで煮込むだけ。ほんとうに簡単でおいしかったです。
レシピのスパイスはちょっと物足りなかったので、クミンとコリアンダーを追加しました。
dancyuという雑誌に紹介されていました。
創刊30周年の記念特集で「おいしいレシピ」100品が紹介されています。↓
他の雑誌にもレシピが紹介されていました。
プランターで野菜を育てる
ここ数年、試行錯誤しながら野菜を育てています。
この時期はプランター栽培がおすすめ。
この時期、虫が増えてきて蝶などが卵をどんどん産みつけますが室内なら安心です。
キッチンの側で育てれば朝食に2,3枚つんでサンドイッチの具にしたりと、様子をみながら気軽に使えますし、日当たりの多い場所に移動させて、日光も調整できます。
それになにより植物が部屋にあると心が和みますよね。
そんなわけで、私もそろそろ葉物野菜をプランターで育てはじめようと思います。
今日も一日お元気で
(昨年4月のようす)
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参考資料 ※1)
パセリ | 二階堂先生の「食べ物は薬」 | 漢方を知る | 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com