私に良いこと☆

人生後半、すっきりシンプルに暮らしたい人のブログです

閉店した惣菜屋、店主の思い出

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心と体をまるっと良くする暮らしをご紹介しています。⇒自己紹介

あちこちで入学式の話題がとりあげられています。

そう言えば世の中は新年度なのですね。

今はのんびりしていますが、2年前仕事を辞める前までは、毎年この時期はばたばたとしていたものです。

自分が忙しいのもそうですが、他人の緊張感も伝わって、なおさら、ということもあるのでしょう。その頃のことを思い出しました。

むかしながらの商店街

2年前、仕事帰りに通っていた商店街のことを思い出しました。

コロナの今、どうなっているのかな。

勤め先の最寄駅には、昔ながらのこじんまりとした商店街があり、その道を通って帰るのが好きでした。

店主さんはお年寄りの方が多くて、おばさんが、レジの前に猫とちんまり座っていたり・・・ダジャレをいいながら、お客さんを楽しませる元気なご主人がいたりして。

そこにくる常連さんもみな顔なじみで、歩きながら耳を澄ましているといつだって、店主とお客のほのぼのとした会話が聞こえてきます。

一店、気になっていたお店があったので、検索してみたところ、「閉店」したらしい・・・残念です。

しかし、2年間には、そろそろ体が・・・とおっしゃっていたので、タイミングだったのかな、とも。

そこの店主は、70代の女性でした。

残された女は強かった

その店は惣菜や。

長年、ご夫婦で食料品店を営んでいたらしいのですがご主人が他界し、数年落ち込んでいたらしい。

しかしそれまではご夫婦で休みもなく働いていたので、退屈な生活にも飽きたし、場所ももったいないからと、周りが反対する中、ひとり「惣菜や」を開店したというのです。ご主人を70で亡くしたというのだから、今は75歳くらい・・・?

すごい!!

それにこのお惣菜のかずかず、おひとりで作っていると言うのだから驚きです。f:id:hyakuyou:20210407120240j:plain

そしてもうひとつ驚いたのは、70代とは思えないその肌のうつくしさ。

しみやしわがなく、みずみずしい。同僚を連れていくと、みな感心しておりました。

私などは50歳でしみだらけ。どうやったらああなるの~?

いつも白い三角筋に、白い割烹着だったのですが、きっと、着物でもきておめかししたら、人目をひくと思います。

 開店から数年後、定食もはじめるんだと店内を改装しました。

昼だけの開店ですが、繁盛している様子。

500円で肉や魚の主菜の他に惣菜屋で出している好きなおかずもチョイスできるので狭い店内は学生やサラリーマンでにぎわうようになりました。

おふくろの味

肉じゃが、ひじきやおから、切り干し大根の煮物は、無添加で体に優しい味。

おふくろの味とはこういうのを言うのでしょう。

そのこだわりもいろいろとおしえてくれました。

特に私はそこのおからの煮物が好きでした。

疲れて夕飯を作る気力がない日は、その「おふくろの味」を買い、ほっとして帰ったものです。 

ある日、いつもより遅くに寄った時のこと。

お目当てのおからの煮物を求めたところ、「ちょっと前に冷凍しちゃった」と言って冷凍庫から出してきてくれました。

あまったおからは冷凍しておいてコロッケにしたりして食べるとおいしいそうで、娘に渡す予定だったそうです。

それで「もう売りものじゃないからもらっていって。」とただでわけてくれて作り方をおしえてくれた。そんな想い出があります。

 

その店が・・・「閉店」したのか。

2年前には、体調を崩したらしく、時々お休みしていることがありました。

バイキング形式だったので、コロナの状況では、難しかったのかもしれません。 

お店を検索してみたところまだ情報は残っていました。

え!「昭和17年創業」!?

昭和17年は1942年、79年も前か。長い歴史があったのですね。

ああ「閉店」という二文字をみて余計食べたくなった、あの煮物。

そういえば、おからとお豆の惣菜が多かった。

「あまったおからをよく食べている」といっていたから、美肌と健康の秘訣は、そこにあったのかもしれないですね。

今は、お元気にしていらっしゃるのかな。

おふくろの味をありがとう。

お店と店主に感謝の気持ちをこめて。 

お読みいただきありがとうございました。

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カレー味の肉じゃが、「おふくろの味」には程遠いが・・・なかなかいけました。
今日も一日お元気で。
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