84歳、元気な父
先日、実家に訪れましたが、父は相変わらず元気そう。
姉と畑で作業をしていました。
両親とも物覚えは悪くなりましたが、頭はしっかりしています。
父は今年84歳になりました。
父を見ていると(高齢になってもあれぐらい動けるのものなのだな)と思ってしまいますが、テレビやネットで「寝たきり」の方の現状を知ると(父は良いほうなのかもしれない)と思います。
健康寿命
平均寿命から寝たきりや認知症などの介護状態の期間を差し引いた期間のことを、健康寿命といいますが、日本は、健康寿命後の「寝たきり」の期間が欧米各国と比べて6年以上も長いそうです。
「平均需要は世界のトップレベル」と言われても、その後の「寝たきり」が長くては・・・。
グラフを見ると・・・男性の健康寿命は、72.14歳。
女性の健康寿命は74.79歳。寝たきり期間は87.14-74.79=12.35年・・・長いです。
健康寿命をのばすには
そんな元気な父を見ていると健康寿命を延ばす秘訣がみつかりそうです。
父は建築関係の企業でサラリーマンをしていました。定年後は、家でごろごろすることなく、キッチンや浴室のリフォームなどを自分でしていて、毎日なにかしら手仕事をしていました。
暇な時間は、クロスワードのようなものを解いているので、日々、体も頭もよく使っているようです。
昨年までは、犬の散歩にも毎日1時間ほどいっていたので、適度な運動にもなっていたと思います。
散歩先で会う犬仲間に、「バレンタインのチョコレートをもらった」と聞いて、母と笑ってしまいましたが、そういった場所で、見知らぬ人に話しかけて交流するのも苦手な方ではないようです。
この家にも、私が過去に依頼して作ってもらった棚が2つあって、子どもたちに「まだ頼りにされている」という感じでいるのは、父にとっても悪い事ではないのかなと思います。
手仕事をし、頭をつかい、体を動かし、たまには人との交流もあって・・・大事な要素なのでしょうね。
寝たきりを防ぐポイント
男女別でみると、介護が必要になる原因を順にみてみると、
- 男性:脳血管疾患(脳卒中)、認知症、高齢による衰弱、骨折・転倒
- 女性:認知症、高齢による衰弱、骨折・転倒、関節疾患
男性は、脳こうそくなどの原因となる糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病の予防、女性は、骨や筋肉関節の病気の予防が大切になってきそうです。
実は父は以前、心疾患を指摘されたり、10年ほど前には、頸椎の病気で歩行が困難になり手術を受けたりしたこともあります。
しかしその後は、少しお酒を控えたり、歩いたりして体を気遣ってってきたようです。
健康寿命は持病のある人でものばすことができます。ようは寝たきりにならず、生活が出来ればよいわけですから。
私も不整脈や、子宮の病気、更年期の不調でいろいろ問題ありますが、そういう元気な人を見ると見習いたいなと思います。
適度な運動や、頭を使ってはいるけれど・・・人との交流、していないなあ。
女性は、骨と関節もたいせつにしたいものですね。
お読みいただき、ありがとうございました。
夫の高血圧、私の低血圧で活躍中の血圧計。
今月の婦人科検診で低血圧を指摘されました。
上が70とか80代、下60代で、めまいや疲れやすさの原因にもなるそうです。
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