「一年の計は元旦にあり」といいますが、新年から家計簿をつけようと思い始めた方もいらっしゃるのでは?
私も20年前にそう思い立ち、家計簿をつけてきました。
が、先日パソコンを買い換えたのを機に20年使っていた家計簿ソフトも買い換えることにしました。
家計簿をつけている人の割合
でも役に立っているのかな?
結婚当初20代のころは必須と思っていましたが、もう50代。
節約もすっかり身について、毎年同じことの繰り返し。
家計簿をつけている人はどれくらいいるのでしょう?
家計簿をつけている人は約8割
調べてみると、株式会社ベネッセホールディングス「家計簿に関する調査」(2022年9月26日)では「8割」という結果に。けっこう多いのですね。
しかし、対象が20~40代の既婚女性約300人と、限定されていたこともあるでしょう。
(別の20代~60代の男女4000人対象の調査※2では43%ほどでした。)
家計簿をつけている家庭ほど、黒字率が高い
また、家計簿をつけている家庭の方がつけていない家庭よりも、「いつも黒字」と回答する割合が高かったそうです。
つまり「家計簿をつけている家庭ほど、家計管理がうまくいっている」とも考えられます。が、そもそも、家計簿をつけようと思う人が、貯蓄や節約に関心があるせいもあるでしょう。
紙媒体で付けてい人方は3割
どんなふうにつけているかは、
- 紙家計簿派は約3割
- デジタル家計簿派は約5割
- 紙とデジタルの併用派は約2割
私よりも若い世代の方でも、紙でつけている人が多いのにおどろきました。
20年間使っていた家計簿ソフト
私が20年も使っていた家計簿ソフトはこちら。
ハイパー家計簿2 for Windows 95というソフトです。ご存じですか?
ここには2003年からのデータが残っていますが、バージョンを見るとそれ以前から使用していたかもしれません。
今のWindows11のパソコンでもなんとか使えました。
しかし、このソフトはすでに製造中止になっていて、サポートもなく、
ご覧の通り、画像も荒いです(^-^;
とても良いソフトでしたが、いい加減、他のソフトに買い換えようと思いました。
ちなみに20年間分のデータはCSV形式で書き出して、エクセルなどの表計算ソフトで分析することもできます。
家計簿を何でつけるかに迷う
今、新しいソフトを選ぶのに、体験版や無料のソフト、携帯用のアプリなどをダウンロードして試しています。
20年前のソフトを使っていたおばちゃんなので、まさに浦島太郎状態!?その便利さにびっくりしました。
ZAIMというアプリでは、レシートを撮れば、内容が一瞬で入力できるので感動しました!
銀行と連携させれば通帳の入力も必要ありません。
ただ、レシートの内容がうまく取りこめない時は、手入力にかえって時間がかかり、いらいらすることも。
また慣れたつけ方があるので、項目などを自分仕様にカスタマイズしづらいというデメリットも感じました。
それで、やはりパソコンソフトでの管理にしようかな、と悩んでいます。
終わりに
「家計簿は役立っていたか」について考えると、私の場合は、役立っていたと思います。
30代から夫婦で正規雇用ではなくなったので、収入も不安定、退職金やボーナスなどもなく、年金も少ないので老後の不安がありました。
家計簿をつけることはそんな漠然とした不安の解消につながりました。
今の生活ではどれくらい必要で、老後になるとどれくらい必要なのか、そのためには毎年どれくらい貯蓄すればよいか・・・具体的な目標が決められ、そのための対策がとれるからです。
また「ここは無理しなくてもいい」「ちょっと贅沢しよう」など力の抜きどころもわかってきて、貯めるために無理しすぎることもなくなりました。
心配性な私にとっては、そういう面でとても良かったと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
参考1)<今どきの家計簿事情 調査>家計簿をつける家庭は約8割、前年比15ポイント増加 家計簿をつける家庭ほど、家計の黒字率が高く家計管理が上手 |株式会社ベネッセホールディングスのプレスリリース
参考2) 家計簿アプリに関するアンケート調査 - 市場調査・マーケティングリサーチ会社のアスマーク