小アジが12尾ほどで250円になっていたので、アジの南蛮漬けにしました。
ジャンクな食べ物を食べると、ふとこういったものが食べたくなります。
年のせいですかね。
魚と肉の栄養素のちがいや部位別の栄養についてご紹介します。
魚と肉どちらが優秀?
魚と肉は、どちらもたんぱく質を豊富に含む食品で知られていますが、どのような違いがあるのでしょう?
両者の間で大きく異なる点は、それぞれに含まれる脂質の種類だそうです。
- 肉の脂質に多いのは飽和脂肪酸
摂りすぎるとコレステロール値や生活習慣病のリスクが高くなる - 魚のDHAやIPAには多価不飽和脂肪酸が豊富
悪玉コレステロールを減らし、脳の働きを良くしたり血液をサラサラにしたりする働きがある
魚は肉よりもカロリーが低く、消化もされやすいので、ダイエットしたい方、生活習慣病のリスクが高くなる中高年によい食材です。
しかし高齢になり食が細くなり、栄養がとりにくくなると肉も意識してとる方が良いと言われています。
肉には、ビタミンB群や、コラーゲン、鉄分などが豊富に含まれています。
肉と魚、どちらもそれぞれの良さがあるので、体調にあわせてバランスよく摂るのが良いでしょう。
魚に含まれる豊富な栄養素
- DHA、EPA
血液をサラサラにする働きがある - アスタキサンチン
抗酸化作用や免疫機能を調節する働き - タウリン
肝臓の働きを助けアンセリンは尿酸値を下げる働き - アンセリン
尿酸値を下げる働きがある成分
魚をまるごといただこう
魚をまるごといただくと、生活習慣病の予防や、脳の活性化、肌のアンチエイジングなどにも効果のある栄養を効率よく摂ることができます。
部位別の栄養素
- おかしら
血管や皮膚をしなやかにする多糖体やビタミンAが豊富
目の裏側にはビタミンB、DHAが豊富 - 骨
ミネラル、コラーゲンが豊富 - 身
豊富なたんぱく質。血液中の悪いコレステロールを減らすEPAが豊富 - 内臓
カルシウムを働かせるためのビタミンDが豊富 - 血合肉
ビタミン、タウリン、鉄分 - 皮
肉(身)の部分よりも豊富なビタミンAとB1
黒い皮にはビタミンB2が豊富
ごぼうとたいのアラ煮
閉店間際のスーパーでセール品をチェック。
熊本産の鯛のアラ、500グラムほどで250円でした。
アラにはコラーゲンがたっぷり
アラには、コラーゲン、DHAやEPAなどの栄養が豊富です。
見た目はよろしくありませんが、おいしくできました。
焼酎を飲みながら、骨もしゃぶります。
父が日本海の漁師町で育ったので、父の好みにあわせて食卓はお魚料理が多めでした。
大きな魚を煮た時はよく「骨をこうしてしゃぶるとおいしよ」とか「目玉のうらのぷるんぷるんがおいしいよ」と言われて食べていました。私は目玉は苦手ですが、母は目玉まで食べるので骨だけがきれいに残ります。
追記)後日、86歳になる父がカンパチをさばいておすそ分けしてくれたので、お魚づくしになりました。大病を患ってはいますが、頭もしっかりしていて、お魚もさばけるのですから、やはりお魚パワーですかね。
まとめ
今回お魚の栄養を調べてみて、美容にも健康にもよい栄養素がたっぷりあることがわかりました。
また、まるごといただくと、生活習慣病の予防や、脳の活性化、肌のアンチエイジングなどにも効果も期待できます。
夕方のスーパーで、お安くなっているのをよくみかけます。調理して食べるのは、すこし面倒ですが、ちょっと頑張ってお魚料理を増やそうかな、と思いました。
お読みいただき、ありがとうございました。
参考資料
肉と魚のタンパク質の違いとは?それぞれの栄養の特徴を解説 - 健康情報コラム
「魚は体にいい」は本当か スポーツ栄養士が「もっと食べて」と推す理由 | THE ANSWER