少し前のこと。
朝起きたら、目が見えづらくなっているのに気づきました。
更年期に入ってからは、さまざまなつらい症状に悩まされてきましたが、今回は、眼の不調でした。
朝起きたら、小さな水玉や点が見えるのです。
視点をずらすとそれがゆらゆら動いて、かたちを変えるので、とにかく気持ちが悪い。怖くなって眼下で診察してもらいました。
眼の瞳孔を開く薬かな。
「5時間ほど見えづらくなります」と言われ、点眼薬をつけられました。その後20分くらいおいて、検査。
生理的に起こる飛蚊症という症状らしいです。
飛蚊症の症状
まさに、こちら↓の症状でした。
白い壁、青い空、白い紙を見つめた時、目の前に黒い点のようなもの、髪の毛のようなもの、または水玉のようなものが動いているのに気付くことがある。明るいものをバックにした時のみ見え、それ以外の時はわからない。それは視線を動かすと一緒についてくる。目に何かついているのかと思って目をこすってみても取れないし、眼鏡の汚れかと思ってよくふいても消えない。これを医学的に飛蚊症という。
加齢により、眼球の中を満たしているものが収縮して、そのゆがみによって、黒い点や線が見えるようになるらしいです。
そして、病気ではなく生理的なもので、治ることはないらしい。
「70代になるとほとんどの方がそういった症状をもっています。」とおっしゃっていました。
老化はすこしずつ受け入れていくしかないのですよね。
でも私はまだ50代、正直ショックでした。
今は時間もできて、親も元気なうちに、いろいろと楽しみたいと思っていたのに・・・更年期障害もそうですが、なるなら、もうすこし後にしてほしかった。
強度の近視の人は、眼球の器が細長くなっているためスペースが大きくなる分、早くからゆがみが出て症状が出やすいのだそうです。
ちなみにレーザー治療もあるそうですが、保険が効かず、その病院ではリスクもあるためおすすめしていない、と言っていました。
しかし、飛蚊症に似た症状は、網膜剥離など深刻な病気の兆しの可能性もあるので、なるべく早く眼科で検査をしてもらった方がよいそうですよ。
数日経って
変化に敏感で対応するのに時間がかかる私。
数日ショックで落ち込みましたが、だんだんと気持ちが落ち着きました。飛蚊症は治ることはない、とは言われましたが、「薄く」なってきた気がして、あまり気にならなくなりました。
しかし明るい場所で照準を変える時は、ゆらっと小さな水玉や影が動くのがわかります。壁が白い明るい場所、風呂や洗面所などで、見るものもなく、ただぼーっとしている時は、影が濃くなる気がします。
様子を見て1か月後に再診だそうです。
予約制の病院が増えたため、突然の不調が不便に
今回、いつもお世話になっている病院がお休みで、翌日の予約もとれなかったので、その日に診てもらえる病院にはじめてお世話になりました。
良い先生でよかったですが、前回と同じところでお世話になる方が、前回との比較もできて良かったのではと思います。
コロナ禍になってからは、多くの病院が予約制になり、突然の不調でも頼れる病院が少なくなりました。
ネットで予約できて、待ち時間もすくない、というメリットはありますが、2週間後、3週間後ということも多いです。
今回慌ててしまって、すぐに診てもらえそうなところを探しましたが、これからは、予約できなくても一応、いつもお世話になっているところに相談してみようと思います。
終わりに 周囲に理解してもらうこと
更年期の関節や肩などの痛みや、こういった眼の不調は、外見上には変化がないので、理解されにくいですよね。
わずらわしく思われるのが嫌なので、だまって家事をこなしていると、つらくなるばかりなので、他人に理解を求めるための自分の意識や行動も大事かと。
- 周囲に自分の状況を伝えて理解してもらう、頼る
- 生活の質を下げないためにできることを試してみる
- 落ち込んだ理由に執着せず、今できることを前向きにする
などを心がけたいです。
お読みいただき、ありがとうございました。
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雨の日、地面に突っ伏していたあじさいも部分的に起き上がり、踏ん張っています。私も踏ん張っていこう。目によい「緑」はたくさん見ているのですが・・・。