昨年からの値上げラッシュで食費をおさえる工夫をしていますが、先週はまた嫌なニュースが!電気料金の値上げです。
ふだんどおりの生活をしても生活費は上昇傾向
経産省が7社の電気料金の値上げを認可すると発表しました。
6月の使用分から値上げとなり、各社の発表によりますと、
▼東京電力 平均15.9%
▼北海道電力 平均23.22%
▼東北電力 平均25.47%
▼北陸電力 平均39.7%
▼中国電力 平均26.11%
▼四国電力 平均28.74%
▼沖縄電力 平均33.3% という値上げ幅となっています。【速報】大手電力7社の電気料金値上げ 経産省が正式認可(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
家計を見直す
我が家の家計簿を費目別にチェックをしてみました。
食費と光熱費はここ数年でじわじわと上昇しています。
同じ生活をしてきたつもりでも上昇するのは値上げの影響があります。
23年も負担は増える見込みです。↓
「みずほリサーチ&テクノロジーズ」の酒井才介主席エコノミストの試算によると、22年度は21年度に比べ、年間で1世帯あたり9万6368円の負担増となります。
さらに来年度の23年度は、22年度に比べ3万9750円負担が増えると見込まれます。21年度との比較では10万円を大きく超える負担増となります。
この2年で減った費目もある
一方、コロナの影響で減った費目もあったので、年間トータルの出費には変化がありませんでした。例えば以下のようなケースです。
- コロナでヨガ教室がお休みになったのを機に、教室をやめて少人数のサークルに参加するようになった。月謝8,000円前後から2,000円前後に。
年間96,000円-24,000円=年間72,000円減 - 美容院に行く回数が減った。美容院も短時間で済む内容に変えていた。
- 外食が減った
月10,000円が0円~5,000円になり年間60,000円以上の減
しかし今後は外食や外出も増えるので、他の工夫が必要ですね。
娯楽に関しては、やめてしまうと、楽しみがなくなりストレスになってしまいます。同じような満足度で、よりお安いサービスに変えることで、無理なく節約ができるのでは?と思います。
ヨガは教室からサークルに変え、レッスン後の掃除や、教室の予約など、自分たちでやることが増えましたが、その分おしゃべりが増えてメンバーの方と親しくなることができたのでかえって楽しくなりました。
他にもジムに通う代わりに公共の施設を利用する。本を買う代わりに図書館を利用する。バスで通う代わりに自転車を利用する・・・などあるかと思います。
また、コロナ禍がはじまった年に、車の買い替えが必要になりましたが、中古にしたことで、予定よりも100万円近く出費を抑えられました。良いハイブリッド車が手に入り、その後のガソリン代がだいぶ節約できています。
資産運用でお金を育てる
そんな中続けてきた株や投資信託の資産運用が、家計や老後のための貯蓄の助けになっています。
つみたてNISAはほとんどほったらかしですが、それ以外の株や投資信託は値動きをチェックして、タイミングをみて売り買いしています。
投資信託関係では、5年目で70万円ほどの利益を生んでいます。
しかし今、日経平均がバブル期以降の最高値をしめし、米国市場も不安定な状況なので、今後の動向を見守っています。
まとめ
物価高になると、今までと同じような暮らしをしているのにもかかわらず、家計の負担が増えていきます。
それに対応するためには、
- 家計を見直すこと。電気料金が上がっても他の費目を上手に減らせば、年間トータルの出費をおさえることができそうです。
- 食品、土地などの物をもつこと。物価高になると「お金の価値」は目減りしますが、物それ自体は「目減り」しませんから。
株式や債券の金融資産なども物ととらえます。「野菜を育てる」というのも価値が増える物のうちかと思います。
投資によって得た利益は物価上昇による家計の負担を補ったり、老後の蓄えにすることができます。もちろんリスクは伴いますので、現金と物、どれくらいのバランスで持つのかも大切。
私もまだ勉強不足なので学びながら強化してゆきたいです。
お読みいただきありがとうございました。
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「母の日」に母にもらったミカドコーヒー。暑くなるこの時期ジャストな贈り物。
母はデパ地下で食料品を買う昭和の専業主婦。「みっともないから働くな」と夫に言われた時代の人です。今では、考えられないです。
今でもあまり値段を気にせず買い物をしています・・・今の私と大違い。時代や環境が違うと金銭感覚も違うものですね。