昨年末、20年来つかっていたオーブンレンジが、とうとう壊れました。
いろいろな商品を検討して選んだシャープオーブンレンジRE-SS26Bについて、レポしたいと思います。
数年前自分でつくった棚に、無事置くことができてほっとしています。
22年間使ったオーブンレンジ
ちなみにこれまでのオーブンレンジには「2000年製」のシールが!
22年間もつかっていたのですね!
オーブンレンジの寿命は10年ほどといわれているので、ずいぶん長持ちしたと思います。ボタン部分も反応せず、庫内の電気もついていない状態です。長い間、がんばってくれました。
今の物より小さめだったので(入るかなあ)と心配しながら丸鶏を買っていました。
オーブンレンジの使用環境と希望条件
使用環境についてですが、我が家は50代夫婦、ふたり家族です。
毎日のように使っているのは、電子レンジ機能。
冷凍したおいた肉やご飯、餃子やしゅうまいなどの解凍などに頻繁に使っています。
オーブン機能は毎日ではありませんが、魚や鶏を丸焼きなど。夫がパンを焼くので、オーブン機能も充実しているものが良いものを希望しています。
希望条件は優先順にまとめると以下の通りです。
- 庫内フラット
- 20L台 丸鶏を焼ける高さ
- 縦開きの扉
- シンプルなデザイン
- できれば2段調理
- 必要な機能だけあればよい
オートメニューやレシピ数の多さなどは必要ない
シャープオーブンレンジRE-SS26B
上記の希望条件を満たす商品として選んだのはシャープのオーブンレンジRE-SS26Bです。
現在 3万円台で販売されています。
RE-SS26Bの特徴
特徴をまとめると以下の通りです。
- コンパクトなサイズでたっぷり調理できる2段式
- 熱風コンベクション過熱水蒸気オーブンレンジ
熱風が庫内全体に効率よく循環、焼きムラを抑えて調理できる - らくちんセンサー
食品から発生する蒸気量で、食品の状態を検知するセンサーで分量が変わっても自動で調理ができる - スチームカップを使用した過熱水蒸気とヒーター加熱の組み合わせで、「ノンフライの揚げもの」や「焼き物」メニューが作れる
- サイズ 幅487x高さ367x奥行450(ハンドル含む495)mm
- 重さ 18kg 26L
コンベクション機能
魅力的だったのはコンベクション機能です。
ヒーターで熱した空気をファンで庫内に循環させて、食材を加熱します。
20L台のオーブンレンジで、コンベクション機能があり2段式のものはほとんどありません。
3万円台というお値段も魅力的でした。
通常のオーブンよりも予熱時間が短くすむので、調理時間が短くなるというというメリットも。
デメリットとしては、大きめで場所をとることです。
コンベクションオーブンとは
ヒーターで熱した空気をファンで庫内に循環させ、食材を加熱する調理家電のこと。カリッとジューシーに焼き上げることが可能です。ヒーターで加熱する仕組みはトースターに似ているものの、ファンで空気を循環させる機能を搭載している点がトースターと異なります。・・・食材を熱風で包み込むように調理できるため、焼きムラを抑えやすいのも魅力。
外観
離隔距離と奥行
たしかに、他の20L前後のヒート式のオーブンレンジに比べるとコンベクション機能がついているオーブンレンジは大きめでした。
特に奥行。背部にファンが搭載されているせいかけっこう厚みがあります。(↓画像)
ただ、説明書には、天面と壁との間隔「離隔距離」は、「左右後方は0CM 上部10cm」とあり、背部と側面はあけなくてもよいとのことでたすかりました。
奥行45cmの棚にのせた状態。(棚は壁から1cmほど離れています)
背面のでっぱりが以前の物よりも大きいです。
棚は1cmほど壁から離しています。
庫内はフラット
内部はフラットになっていてお手入れた楽そうです。
背面にコンベクション機能(熱風を循環させるための)ファン。
右奥に、スチーム調理用の器をおく印があってわかりやすいです。
前面、シンプルでわかりやすい操作ボタン
電子レンジ、オーブン、グリルを選ぶシルバーのボタンが3つ。
ダイヤルととりけしボタン。前面のボタンもシンプルです。
特に秒数やメニュー番号を設定するダイヤルが気に入りました。
電子レンジで飲み物などを温める場合、左のシルバーの3つのボタンから、
- 「レンジ」ボタンを選択
- ダイヤルをくるっとまわし時間設定
- スタートボタンを押す
600Wで加熱する場合は、この3アクションで設定できます。
以前は10秒、20秒、30秒・・・と10秒単位で何度もボタンを押していたので・・・ボタンが劣化しバカになりましたが、こちらはダイヤルをくるっと回すだけでなので、とっても楽。
液晶画面とダイヤルが長持ちすることを祈ります。
多少、気になった点は、稼働時の音は静かなのですが、ドアをしめる時けっこう勢いがよく「バタン!」と音がする点です。
シャープRE-SS26Bは特定販売店モデル
上記の商品は、ネットでのみ販売されている特定販売店モデルなので、店頭で確認することはできません。
「PLAINLYシリーズ」RE-WF26との比較
類似モデルで、メーカーサイトに掲載されていて、店頭でも販売されているは、「PLAINLYシリーズ」のRE-WF263です。
サイズ、重さ、商品電力他、上記にあげた基本的な機能はRE-SS26Bと変わりませんがRE-WF263の方が、自動メニュー数が多く(107>32)、自動お手入れ、自動脱臭機能などがあります。
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外観もすこし異なります。
プレインリーシリーズの方が白が多く、よりシンプルなデザイン。あまり使用しないオプションメニューは庫内に記載されていますが、(目が悪くなってきたので)個人的には、ドアに記載されている方が見やすいです。
価格ドットコムで商品をチェックして比較する機能でみるとわかりやすいです。
価格.com -電子レンジ・オーブンレンジの比較表(PLAINLY RE-WF263、RE-SS26B)
使ってみた
お正月、来客用に「焼き豚メニュー」で焼き豚をつくってみました。
- スチーム機能で庫内に蒸気を充満させる
- 3時間味をなじませておいたかたまり肉を入れる
- 焼き豚メニューのボタンを押し、1時間ほど放置
とてもかんたんで、美味しくできて、好評でした。
オーブンは焼いている間に、他の家事ができるので便利ですね。
パンもムラなく、1度にたくさん焼けました。
終わりに
以上、ひさしぶりに家電を選んで感じたことは、家電も多様化していること。
オプション機能の数や、コンパクト化にすることなどでお値段が高めに設定されていることも。
用途をはっきりさせることで、必要のない機能を除外して製品を絞り、比較検討することが節約にもつながるのでは?と思います。
シャープオーブンレンジRE-SS26Bは次の点を希望する方におすすめです。
- シンプルなデザインで使いやすい
→白を基調とし、内部はフラット、操作ボタンも少ない - 必要な機能だけあればよい
- コスパがよい
→自動洗浄、自動脱臭などの機能がない分低価格 - オーブン機能を活用したい
→コンベクション機能で時短、ムラなく焼ける - たっぷり調理したい
→二段式でパンなどがたくさん焼ける - ノンフライ調理をしたい
→スチームカップを使用した過熱水蒸気とヒーター加熱
家事も20年たつと、「これは使わない」とか「こだわり」が、はっきりしてきます。
例えば炊飯器。最初数年使っていましたが、壊れたのを機にやめて、土鍋を使っています。家電は数年で壊れますし、当時の保温機能はおいしくなかったし、電気代もかかりますし・・・。
今回は、自動クリーニングや自動メニューが必要なかったので、同じようなスペックからお安い商品が選べたのでは、と思います。
お読みいただき、ありがとうございました。