私に良いこと☆

50代、お金をかけずに手仕事で楽しむ暮らし

更年期、不調による離職で思うこと

梅雨の時期に、湿っぽいはなしで恐縮ですが。

更年期の症状がまたやってきました。

すこし長くなります。(3000文字)

更年期の症状

私の場合、以前にも書いたと思いますが、46歳くらいから52歳までいろいろな症状が出ています。「46歳」なんてつい最近の事かと思っていたら、もう5年以上たっていたのですね。

まったく・・・閉経は平均50歳と聞いていましたが、私は52。むしろ、気分も体調もぐらぐら。このトンネル、いつ終わるのか、このまま続くのか(^_^.)

症状は、深夜の覚醒や不安感、不眠、突発的な湿疹、めまい、下腹の激痛・・・など。

朝おきられないというようなあいまいとしただるさから、突然に出る蕁麻疹など見た目にもわかるものまで、いろいろです。

もともと心臓も悪いので病気に関しては、神経質になっていて、深夜3時、急にぱっと目が覚め不安にかられ、「何か大きな病気の兆しでは」「死ぬんじゃないか」「仕事で迷惑をかけたらどうしよう」と眠れずほぼパニック。そのまま仕事にいくこともあり、電車に乗るのが怖くなり、こころも病んでいきました。

勤めていた時は、副業していましたが、メインは人前に出るお仕事がでしたので突然の蕁麻疹やめまいなどに困ってしまい、仕事帰りに終了間際の内科に飛び込み、お世話になっていました。

穏やかなおじいさん先生で、「今度はなによ?」と、おだやかに話をきいてくれました。

全身に蕁麻疹が出てきて「食中毒でしょうか!」って飛び込んだんです。

職場が1時間半かかったので、もういくこともないのです。なつかしいな。

それから更年期の可能性を伝えられ婦人科、心療内科にお世話になりました。

更年期関節痛

前置きが長くなりましたが、それで、今起きているのは、

手指の関節の痛みと腫れ

あ~更年期にまたも私の安らぎ、手しごとを奪うのか!

仕事を辞めてからピアノを数時間弾くのがリラックスになっていましたが、指が動きづらいと音が悪くてかえってストレスに。今は編み物で楽しんでいますが、これもまたおしまい、なのか???

左の小指の関節に痛みがあり、はれてきています。

今は眠れていますが、朝起きると全身が痛いのも関係しているかな?

どうも私は左側が弱いみたいで、数年前、帯状疱疹になった時も、左半身。

その後、左の耳のうしろあたりから広がるような、しびれのようなものがあり、髪が一時うすくなったのも左側。

その後四十肩で腕がほとんどあがらなくなったのも左でした。

髪も腕も今は元にもどっています。

そう言えば心臓の場所も左。

(ヨガ、筋トレ、食事、いろいろしてはいましたが)直接的な理由はわからないまま「いつの間にか治っている」と言うからだの不思議。

そして、寒くなると、指がかくかくして滑らかに動かなくなることは時々はありましたが、今は腫れてきています。

調べてみると、この場合は、整形外科がよいようです。

血液検査などで原因を判断してもらい、それにより、治療法が変わります。

エストロゲンの低下から、関節をうごかす潤滑油のようなものが減って起きている更年期関節痛か。もしくは、リウマチか。

一度、注射を打ってもらえば治ることもあるらしく、放っておくと、関節が大きくなり変形してしまうこともあるそうなので、早めに病院に相談した方がよさそうですね。

更年期とわかれば、ホルモン補充療法などがありますが、私には無理かな。

子宮腺筋症などの子宮の病気があるので、定期的に婦人科でチェックしています。それらの治療法には、ホルモンを補充するよりも、むしろ逆に止めることで閉経に向かわせるという方法があるからです。

 

更年期症状による離職

こういう事って、これまで日本女性の間でも、口に出すのは「恥じ」のようなことで、「時が過ぎればおさまること」「女性には当たり前のこと」「それを言いだすのは弱いから」とされている雰囲気が。

職場でもそんな雰囲気がありましたが、気のおける同年代の仕事仲間とは、話題にしたり、フォローしあっていたので、ずいぶん救われました。(足がつって動けない!とか、突然生理になった!とか・・・。)

若い職場の人からみれば更年期の女性は、いらいらしていて、覚えが悪く、忘れっぽい。はっきりいってお荷物、うざい・・そんな意見も。

しかし、実際、苦しんでいる方はたくさんいるしそういう現状を、若い人や男性が理解していることも大切かと。それに男性にも更年期の症状は起こり得ます。

更年期症状による離職の調査↓

労働政策研究・研修機構などが昨夏、更年期症状を経験した約5300人を対象に行った調査では、40~59歳の男女のうち更年期症状が原因で「仕事を辞めた」のは女性9・4%、男性7・4%に上った。※1

私も仕事を辞めた9.4%のケースです。

しかし、それは個人の問題だけでなく、日本の労働人口の減少に拍車をかけ、日本全体の経済損失にもなるようです↓

日本女子大の周燕飛教授(労働経済学)は、過去3年間に更年期症状が原因で離職を経験した女性は約46万人、男性は約11万人に上ると試算。それによる経済損失は年間約6300億円と推計されるという。※2

アメリカでは「男性の上司にも更年期の症状について相談し、今の状態で支障がない部署に変えてもらう」というケースもあるそうです。

私の場合、近々15年間はフリーの仕事だったので、上司に相談することもなくできない辞める選択しかありませんでしたが、そうでなくても、日本では、おそらく今でも多くはないでしょう。

今朝も、全身の痛みと関節痛があって、更年期のこと書こう、と思いながら、パソコン開いたら、この話題が目に入りましたので引用させていただきました。

※1.2参考資料

news.yahoo.co.jp

不調を伝えよう

このブログ先日は、どこかで紹介されて、アクセスが急増していました。

その時のアクセス分析を見れば、若い方、男性もご覧になっているようですのでこういった話題も選んだ方がよいのでは?と思う事もありますが。

私がずっと夜は眠れていなかったことや不調を、夫は知りませんでした。

「つらそうなんだから分かるだろう、察してくれるだろう」ではだめ、全然伝わっていないようなのです。

ですので今は「こんなことが起きている」と現状を伝えて理解してもらうようにしています。

不眠が続くと頭がこわれてきますから、ぼーっとして、火事などの大事にでもなってしまったら、それこそ大迷惑になりますから。

仕事を続けている周囲の方の環境を聞くと、更年期障害で役立たずとされ救いがないこの日本社会、に憤りも感じないわけではないです。

日本が「火事」にならないためにも、この世代の女性が健やかに過ごせるような社会になっていくと良いですね。

終わりに 過去の私、今の私

数年前は理解できない不調が起こると、その都度、パニックでしたが、今は、ああ、またきたか~とその都度、落ち込んでいますが、下がり続ける悪循環にはまらず、自己調整している感じです。

「~し忘れちゃった、なくしちゃった、あ~あ、情けない!」をゆるく受け止める。

失ったこと、できないことに執着せず、過去を嘆いて反芻せず、今の自分の状態で楽しみをみつければいい。

以前にできたことをできなくなる事ってありますし、自分を過信しない、過去の自分を維持しようと無理しない。健康でも美容でも・・・。

自分が笑顔でいられることが周りにも良いことになわけで。

辛い時は、自分にやさしく。

人生のハードル低くして自分に優しく過ごしています。

お読みいただきありがとうございました。

 

かぼちゃが実ってます!明るい話題、また今度書きますね^^

きゅうり初物、先月から外側からとって毎日食べ続けているサンチュ、非常に優秀だったわ。