今回は最近着ているニットと静電気対策についてご紹介したいです。
3Dオーバーサイズセーター(長袖)
本日着ているニットはこちら。
157cm Mサイズ着用
首回りがあいていて腰回りもあたたかく、ウール率も高いため、部屋着にもよいと思い選びました。
体温調整がうまくいかない更年期。室内にいる時間が長い時は、首まわりが開いていると調整しやすく過ごしやすいです。外ではマフラーすればいいですから^^
ウール率が高いのに、今はお値段なんと1,290円、定価は3,990円だったようです。
サイトに掲載されている商品説明は以下の通りです。
素材は、70% 毛,30% ナイロン
・高品質な19.5マイクロンのウールにナイロンをブレンド。
・肌触りが良く、ふくらみ感があって柔らかく、暖かくて軽いのが特徴。
たしかに、厚みはそんなにありませんがあたたかくて軽いです。この時期は重ね着することが多いですが、パンツにインできますし、下にシャツを着ても、上にダウンベストを着ても良し、上着を着ても膨張しないのがありがたいです。
Mサイズは身幅が63センチ、手持ちのざっくりニットでも60センチなので、だぶつくかと心配しましたが、それほど気になりませんでした。生地が薄いからかもしれません。また身幅に比べると袖の部分は細めなためMサイズを選びました。
静電気問題の対応
しかしこちらのニット、「静電気が起きやすい」というレビューが多数。たしかに購入した日、ニットを広げてかぶろうとするとぱちぱちと静電気が生じています(^_^;)
ふだん静電気はほとんど経験しないのでびっくりしまして・・・さっそく調べてみました。
静電気が起こるしくみは?
静電気が起こるのは、プラスの電気とマイナスの電気が触れ合った際に電気のバランスを取ろうとして起こる放電が原因です。
「プラスとマイナスが接触すると起こる」ようですが、このセーターの素材はウールとナイロン。どちらもプラス傾向の素材なので静電気は起きづらいはずですが・・・。
店頭におかれているときに帯電した状態だったのかもしれません。
ちなみにプラスに帯電しやすいのは、ナイロン、ウール、レーヨン、シルク。
マイナスは、アクリル、ポリエステル、アセテートなど。(帯電しやすい順)
そして、綿や麻は帯電しにくい素材だそうです。
こちらに図がのっています↓
静電気が発生しやすいコーディネートって?|衣類の静電気スプレー「エレガード」|ライオン株式会社
重ね着の素材に注意
プラスに帯電しやすい素材と、マイナスに帯電しやすい素材を重ねると、静電気がおきやすいことを考えると、重ね着が原因かもしれません。
例えばニットとコートの裏地の相性が悪いと静電気が起きやすく、摩擦により毛玉もできやすくなるのでは?
またインナーには帯電しにくく適度に湿度を保つ綿素材がよいようです。(乾燥、低温により静電気が起きやすくなるから)私はあまり静電気がおきないのですが、ふだん下着やインナーに綿素材を着ているせいかもしれません。
他には以下の対策を
- 室内を湿度60%以上にする
- 肌の潤いを保つ
- 洗濯時に柔軟剤を使用する
主に保湿をして摩擦を防ぐ目的ですね。例えばスカートが静電気で肌にくっつく場合は、足全体に保湿クリームを塗ってもよいかもしれません。
静電気対策をしてみた結果
試着後、ニットを裏返して、「衣類のリフレッシュミスト」を多めにとふりかけ、(特に袖の部分)ハンガーでつるしておいたところ、翌日には、快適に着ることができました^^
スプレー式の衣料用フレグランス。以前購入しましたが、香りが強くてほとんど使っていませんでした。しかし用途の部分には「除菌消臭、しわ取り、静電気防止」とありましたので試してみたところ、香りもやわらぎ効果あり。ちなみに無香料の静電気防止スプレーも販売されているようです。
こちらのニットのおかげで、静電気について学ぶことができました。
今は、冬物衣類が安い時期、ご興味のある方は素材と相性、チェックしてみてください。
お読みいただきありがとうございました。
追記)手作り小物(ニット帽とバムウォーマー)でおでかけスタイル