今年は、雨の降らない日が続いたせいか、庭の水場が大人気。
9月、庭に置いてある水場に集まる鳥たちをご紹介します。
ふつうのカメラであまり上手にとれていませんが・・・何度もトライしてようやく撮れたものです。
鳥のことはよくわからなくて、調べながら書いています。間違っていたら、ゴメンナサイ。
温和なメジロの御一行
メジロの御一行がなかよく入浴中!?
きれいな色とくりくりお目目がなんともかわいらしい。
毎日水をとりかえるのは面倒ではありますが、こういった光景をみると、やる気になります。
スズメ、シジュウカラが一緒にいることも。
小さい鳥たちは一緒に行動していることが多いです。
容器のふちに止まったり、バシャバシャしたりを交互にやっています。
アジサイの木も好きなようで、飛び移って虫をつかまえたりしています。
深さは1.5~2センチくらいが好きみたいです。
メジロ:スズメ目メジロ科
スズメより小さく、上面が緑色。目のまわりが白い。
全長:12cm
常緑広葉樹林を好み、北海道や山地では秋冬に暖地や低地に移動。
「チィー」といった地鳴き。
威勢の良いムクドリ軍団
ムクドリは顔周りがもしゃもしゃしているイメージですが、手前の子はつるんとしています。どうやら幼鳥のようです。
幼鳥は動きがあどけなくボケーっとしています。
ジーっと見ています。親鳥が「こうやるんだよ」って教えているのでしょうか?
大勢いる時は、順番待ちで水浴びしています。
それで急遽、容器を大きなものに変え、数を増やしました。
昨年はこういった光景はみませんでしたから、今年はよほど暑いのでしょうね。
30羽以上の大群でやってくることが多く、力関係を見ているとおもしろいです。
メジロのように仲良くせず、くちばしを突き出して浴びている子を追い払おうとしています。
彼らがいる時は、とてもにぎやか。小さな鳥たちはやってきません。
昔は森にすみ、田畑の虫を食べてくれたので、農家にとっては、「益鳥」とされていましたが、今は、駅前などにすみ、糞や騒音のせいで「害鳥」とも言われているそうです。
「雑草」もそうですが、あくまでも「人間」にとってはそうで、必死に生きている生き物には罪はないのですがね。
家では糞もありますが、畑の虫を食べてくれてもいます。
ムクドリ:スズメ目ムクドリ科
橙色の足とくちばし、短い尾が特徴。
全長:24cm 翼開長:40cm
非繁殖期は、九州以北の農耕地、芝生などの開けた環境に群れる(北海道では主に夏鳥)飛ぶと腰の白色が目立つ。
「キュルキュル」、「ジェー」、「ツィッ」などとさまざまな声を出す。
優雅なオナガ
名前のとおり、尾が長い、オナガ。
地面に降りづらいのでしょうか、水場を利用しません。
群れできて柿の木などにとまっています。
食べごろをチェックしにきているのでしょうか?
鳴き声はきれいではないですが、尾までの直線のシルエット、飛んでいる姿がかっこいいです。
オナガ:スズメ目カラス科
青味がかった翼と長い尾が特徴。
全長:36cm
本州中部と北部の山地の林や人家付近で留鳥。
群れで見られる。
繁殖期も、数つがいが比較的近くに集まって巣をつくる。
「ゲーィ」とか「ゲーィキュキュキュ」と鳴き、春には「キュリリリ…」などと甘い声も出す。
幼鳥は、頭に白い羽が混じり、尾が短い。
アジア東部とイベリア半島に分布する。
仲睦まじいコジュケイ
他にもコジュケイがたまに。
2羽できていましたが、つがいだったのでしょう。最近5羽でやってきました。
けっこうのんびりで、庭の雪柳の陰で座って、休んでいることがあり心配になりましたが、今は警戒心が強そうです。
こちらは2023年3月に撮影したものです。
コジュケイ:キジ目キジ科
全長:27cm
繁殖期には、「チョットコイ」という大きな声を繰り返す。
本州から九州の根雪のない地域の林にすむ。
大正時代に中国から移入された。
「キョッ、キョッ」と繰り返したり、「ピョー」という大きな声も出す
終わりに
声だけ聞こえて見えないことも多いのですが、鳴き声でどんな鳥がいるのかがわかります。
こちらの野鳥事典は、鳥の声がわかりやすくて便利です。
ご興味のある方は、鳥の声に耳を傾けてみてください。
お読みいただき、ありがとうございました。