収納用品別に収納をご紹介する記事をシリーズにしてみました。
バーを取り付けた例をご紹介しましたが、この古い家には自分で手を加えた収納スペースがまだあります。今回は、ウォールシェルフ(壁にとりつける棚)の例をご紹介します。
壁に棚を設置するのは比較的かんたんなので、DIYはじめての方におすすめです。デザインも様々あり、比較的安価、物が手に取りやすく実用的です。
キッチンカウンター上の飾り棚
イケアの棚をつけました。12センチほどの奥行で、本来は額をたてかけるための飾り棚です。薄い棚は、飾り棚としてだけでなく、いろいろな用途で使えます。
このタイプは、釘やねじが見えないつくりでデザインも素敵です。
キッチンカウンターの上のスペースに取り付けました。
お酒のボトルや、キャニスターなどをのせています。手に取りやすく、手前にでっぱりがありすべり落ちにくい形状になっています。
コスメ用の棚
浴室の洗面台の隣には薄い2段の棚を。画鋲や釘を2本使いぶら下げるだけのタイプで、最も簡単につけられた棚です。雑貨店で1000円で販売されていました。
コスメの道具や、綿棒、外したメガネなど置いています。右のすのこの棚の色と同じニスを塗り、白と濃い茶で(気持ちだけは)フレンチシックに。
棚板は青に、ブラケットは黒に塗りました。
デスクの上につけた棚
デスクの上にも棚があると便利です。デスク上のファイルケースや文房具、飲みかけのお茶などをこの棚にうつすと、作業スペースが広くなります。
こちらは、端材(ベニヤ板)を切ってニスを塗ったものを100均の棚受けで取り付けました。100均の棚受けもいろいろなサイズがあり実用的です。
トイレのペーパーホルダーの棚
トイレの棚には、トイレットペーパーホルダー用の金具をとりつけました。スマホや本などをさっとおきたい時に役立ちます。
分解した古い家具の板を再利用しました。木目やつやが美しいです。
下地について
ねじや釘を打つ場所は壁の内側にねじが止まる柱が入っている場所にとりつけないと落ちてしまい危険です。
石膏ボードだけの壁にねじをいれると、ドライバーが空回りしてしまい、ねじ頭を引っ張ると、ぼそっと抜けて大きな穴があいてしまいます。
場所によっては、例えばクローゼットの中などには、棚をつけることを考慮して全体にベニヤ板をいれていることもあります。部分的にリフォームしたクローゼットの中には棚をつけていませんが、後々のことを考えて棚がつけやすいように板を入れてもらいました。
私は壁をトントンたたいて音の変化で確認し、わからない場合は道具を使います。なぞって柱をみつけるセンサーや、針を打ち込んでその深さからチェックするタイプがあります。
下地がみつからない場合
どうしても下地がないところにつけたい時はボードアンカーを使うとうまくいく場合もあります。
さまざまな種類のネジとプラグのセット(木材、石膏ボード、コンクリート、レンガ用)が便利です。
注意点
ウォールシェルフはフックやバーと同様、耐荷重に注意しましょう。あまりたくさん物をのせすぎると煩雑にみえてしまいます。
ウォールシェルフの取り付けで注意したいこと
- 水平に取り付ける
- 耐荷重に注意する
手で押して強度を確認する - 地震に気を付ける
落ちても大丈夫な場所、落ちても良いもの。海外では枕元などに棚がある場合も多いですが、日本では危険。 - 下地をチェックする
下地が安定しない場合はアンカーなどを利用する
まとめ
ウォールシェルフは、DIYで簡単に取り付けられる収納アイテムです。またブラケット(棚受け)は100円ショップでも手に入り、棚板は端材などを利用すれば低コストで設置できます。
デザインも豊富で見た目が楽しめるだけでなく、デッドスペースが活用できたり、手に取りやすいので実用的です。
棚をつけるのが楽しくなってしまい多用しています(^-^;
実はとりつけた棚はまだあります。また機会がありましたら、ご紹介したいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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