老後の資金は大丈夫!?
50代になると気になる方も多いと思います。
我が家の環境から老後の資金について考えてみたいと思います。
夫婦とも30代でフリーランスに
我が家は、夫が30歳でサラリーマンを辞め、正規雇用ではなくなりました。
私も30代で個人事業主となり、正規雇用からフリーランスになりました。
それで、思い返すと、これまでにこんなパターンがありました。
- 夫:厚生年金 妻:厚生年金
- 夫:国民年金 妻:厚生年金
- 夫:国民年金 妻:国民年金(+国民年金基金)
- 夫:厚生年金 妻:第3号被保険者(被扶養者として)
環境が変わるたびに手続きするのが面倒だった覚えがあります。
現状は、一番下。数年前に夫が厚生年金に加入し、妻は被扶養者となっています。
夫婦とも国民年金の第1号被保険者が長かったので、それぞれで、年金や健康保険などを支払ってきました。ボーナスも退職金もなく、年金もすくない。
そのため老後の準備は切実です。
他にも諸事情があり、20代からお金に関してはシビアでした。
基礎年金にプラスアルファ
老齢基礎年金(国民年金)で老後に支給される年金額ひとり1か月65,000円くらいでしょうか。
国民年金の平均受給額は次の通りです。
男性:月59,040円
女性:月54,112円
男女計:月56,252円専業主婦の基礎年金・厚生年金はいくら?共働き世帯との比較と注意点を解説|年金|Money Journal|お金の専門情報メディア
さらにそこから、介護保険、健康保険などの支払いで、1割ぐらいは引かれるかと思います。
十分ではないですよね。
「月々50,000円で暮らしている。」という方もいらっしゃって励みにはなりますが、自分ができるかと言われると・・・もう少し必要な気がします。
それで、私が国民年金に加入していた時には、国民年金基金にも加入していました。
名前がややこしいですが、これは任意に申し込んで加入するものです。
国民年金基金は、自営業・フリーランスなどの国民年金第1号被保険者の方々が安心して老後を過ごせるように、国民年金(老齢基礎年金)に上乗せして加入できる公的な年金制度です。
夫が数年前、国の制度の変更により厚生年金に加入し、私が更年期障害がひどくなり予定外に早く仕事を辞めたことで、再び状況が変わりました。
私は、国民年金第1号から第3号(被扶養者)になったことで、国民年基金は続けられなくなりました。支払ってきた分は老後に受け取れますが、見込んでいた額は受け取れません。
ただ、夫が厚生年金に戻ったことで夫の年金額は増える見込みです。
しかし予定は未定。これも、「この状況が続けば・・・」の話です。
ほんとうにややこしいです(^-^;
※年金のしくみについてはこちらの画像がわかりやすいです。
国民年金と厚生年金の違いは?わかりにくい3つの疑問も徹底解説|年金|Money Journal|お金の専門情報メディア
終わりに
今思い返すと(あれは失敗だった)と思うことや(これは、良い選択だった)と思うことなど、お金に関してはいろいろありますので、この話については、また機会があれば書きたいと思います。
「サラリーマンの妻」「自営業者の妻」のケースはネットでもよく見受けられ、実際、仕事をしてきた同僚や周りの同世代の女性にもそういったケースが多いです。
が、私のように状況が変わったケースの方にはお会いしたことがありません。そのため、一般的ではない、すこし違う、と自覚して生きてきた気がします。
同じような状況の方は、どうやりくりされているのか、どんなことに気を付けているのかな。
こうして、自分の環境を客観的に書き出しながら疑問に思うことを調べていると勉強になりますし、
「環境がすべて同じ」というケースはありませんが、最近では「セミリタイア」された方のケースに似た状況があったりして、参考にさせていただいています。
お読みいただき、ありがとうございました。
雨続きで倒れた花。
たくさんあり過ぎるのでじょうろにさして飾ってみました。