昨日はビュービューと強い風。
関東では、昨年より14日も早く春一番が吹いたそうです。
立春を過ぎて最初に吹く南寄りの強い風。
そのせいか・・・
殺風景な冬の庭、落ち葉をめくったら、もうこちらが・・・。
なぬ!?開きすぎると、苦すぎて食べられない。
あわてて、落ち葉を掃除し、地面をチェック。
つぼみがね、つぼみがおいしいんです。
春の旬野菜、ふきのとう
フキノトウは、フキの蕾の部分です。花が咲いた後に地下茎から伸びる葉の部分がフキです。ほろ苦い風味が特徴の春の訪れを感じさせてくれます。
苦みには、新陳代謝を活発にする働きがあり、香りが食欲増進させ、消化を助けてくれます。生育中の蕾なので、フキよりも栄養が豊富です。
地下茎には毒があるのでさわらないようにし、蕾の部分を手で折り取ります。
なんとか、今年は花が咲いていてこれくらいしかとれませんでした。
数年前、実家にのフキを2株ほどおすそわけして庭の隅っこに植えたものです。
庭に植えると地下茎が伸びて、雑草化するのですが、手間いらずでほうっておいてもこうして収穫できるのでありがたいです。
とってすぐ、水にさらしてから天ぷらに。
苦みのある野菜は子供の頃は苦手だった。
(とりたては、苦みがすくなく、香りが高くて、ほんとおいしい!)と感じるのは、年のせいで味覚がどんかんになったせいでしょうかね。
ただ春にとれる苦みのある食材は、心臓によく血の巡りを良くするそうです。
くまも冬眠明けに食べにくるとか。
加齢とともに弱る心臓を丈夫にするのに、この苦みが必要なのです。
ヨガサークルで、そんなことを話したら、ちょっと盛り上がりました。
「フキノウトウってぐるぐるしているやつ?」
・・・「それはぜんまいじゃない!?」
「フキとフキノウって同じ植物だったんですか~!?」
春一番が吹くたび、毎年こんなことを書いています。
フキノトウの栽培と収穫、食べ方などはこちらに↓
お読みいただき、ありがとうございました。