今朝も、アジサイの花が咲いていて元気をもらいました。
今回咲いたのは大好きな青色の額アジサイです!
老後の庭木の管理をどうするか
前回もすこし書きましたが、庭のあるお宅は「老後の管理をどうするか」問題があるかと思います。特に庭木。特にうちは子供もいないので。
(そんなことを考えるのは、50代前半の私にはまだ早い)などと思っていましたが、更年期でこうも体がつらいと、(いつまでできるのか、もう数年たったら、無理になるのでは?)と不安に思うようになりました。
もともと体が弱いこともあり、様々な症状が出てきましたが、しびれと関節の痛みがひどくなってきました。
特に朝起き掛けがつらく、気が重い。なんとか起き上がり、しばらく空や庭を眺めていると、少し前向きになれるのです。
今朝も、あじさいの開花に元気をもらいました。
自然豊かな場所で育ったので、生き物や草木を眺めるのが好きな私。
「老後のために庭の管理がしやすい手間いらずの庭にしたい」という気持ちと、「自然豊かな庭を残したい」という気持ちとで揺れ動いています。
手間いらず庭にするために
ここ数年は、「うっそうとした庭」を整理し、その良さを残しつつ(自分の体力と相談しながら)「手のかからない庭」にできないかと模索中です。
- 高さを低くした
生け垣用のレッドロビン、ゲッケイジュ、ツバキ、マサキ、カエデ、あんずなどを低くして扱いやすくしました。 - 伐採した
2階建てを超える高さまで伸びていたトウネズミモチなどを数本切り倒しました。木どうしの間隔があいたため、あんずなどの実をつけるようになりました。 - 低くて扱いやすい木に変えた
空いたスペースには、こでまり、雪柳、あじさい、など、扱いやすい低木を植えました。 - 鉢植えをやめた
陶器製の鉢は管理や廃棄する時の手間がたいへんだったので鉢植えで育てるのをやめました。陶器製の鉢はほとんど持っていません。 - 敷石を敷いて雑草が生えづらくした
除草剤、農薬は使っていないので、部分的に敷石を敷くことで雑草を生えづらくしました。
ゲッケイジュを生け垣風に
5年前は5m近くあったゲッケイジュとレッドロビンが間隔をあけて数本並んでいた状態でしたが、高さを半分にし横枝を伸ばして生け垣風に変えました。
ゲッケイジュは15mにもなる高木です。スープやシチューに入れるローリエやローレルという名前で有名ですね。
根元から小さな木がどんどん生えてくるのでそれらを生長させながら、段階的に低くしていき、隙間をなくしました。最終的にわきから生えた枝を生かし、高木だった時の大きな幹は切り落としました。
全体的な高さは当初の半分くらいになったので、通常の脚立でてっぺんを切りそろえることができるようになりました。
常緑なので、隣接とのよい目隠しになっていますが、厚みがあるので、もうすこし薄くしていこうと思っています。
敷石で雑草を防ぐ
畑エリアの畝の間には敷石を敷いて通路にしたところ、雑草が生えづらくなりました。しかし、敷石を運んで敷くのにはけっこうな体力がいりますよ。
きゅうり、ウリハムシにやられながらも生長中です。
高木から低木に
空いたスペースにアジサイを植えました。
ユキヤナギやアジサイは背が低く、さし木でかんたんに増えますし、丈夫で手入れも楽です。花の咲く木は良いですね。開花の時期が楽しみになりました。
一方、ツバキも生け垣にも使われていて、良さそうに思いますが、ツバキは5~10mの高木です。うちに生えていたツバキも、当初は5m以上ありました。またツバキには触れると非常にかゆくなるチャドクガがきますので、剪定をするときには気をつけています。
終わりに
以上、まだまだ「手間いらずの庭」には遠いですが、それでも5年前を思い起こすと、だいぶ自分のペースで庭の世話ができるようになったと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
実家の菜園はコンパクトできれい。よいお手本になっています。
大きな木の剪定はたいへん。