秋のお彼岸に墓参りにいくと、あちこちで梨が売られています。
左の小さい方は豊水、右の大きいのは新高です。
右の梨、けっこう大きいです!
大きな梨 新高(にいたか)
ふだんスーパーではお目にかかれない、新高(にいたか)という大きな梨。
「新高(にいたか)」は、「幸水」や「豊水」に次いで生産量の多い赤梨です。平均サイズは450~500gと大きいのが特徴で、大きく育ったものは1kgほどになることもあります。甘味があって酸味は少なめ。肉質はやわらかめで多汁です。
梨は品種によって日持ちが異なる
梨は品種によって日持ちが異なるのはご存じですか?
小さい方の豊水は、常温で3~4日、冷蔵庫でも1週間ほどしか持ちませんが、大きい方の新高は常温で20日、冷蔵庫で1か月ももつそうです。※1
調べるとそのように書いてありましたが、やはり、新鮮な方がよいですから、早めに頂くにこしたことはありません。それに、大きな新高はすいかほどではないですが冷蔵庫を占領してしまいます。
さっそく豊水からいただきました。
新高は、1週間以上冷蔵庫でしたが、パリパリでみずみずしい!よい水分補給にもなりました。
私はくだものは熟れ過ぎていないのが好きなんです。
特にネクタリンや柿は、まだパリパリして甘みが控えめなのが好みです。
※1)常温より冷蔵がおすすめ!梨の保存方法。保存期間や長持ちのコツを紹介。 | やまでら くみこ のレシピ
梨の保存方法のポイント
保存方法のポイントは
- 梨の表面がかわかないようラップなどでくるむ
- 追熟させないようにビニル袋に入れて口をしばる。
また、へたの部分から水分が抜けていくのと、上の方が甘みがあって柔らかいという理由から、さかさま(へたを下)にして保存するとよいそうです。
梨の薬膳的効果
また梨の薬膳的効果には、体を潤す作用があり、肌の乾燥や髪のパサつき、のどの痛みや声がれなどに効果が期待できます。
また、「涼」の性質をもち、体の熱を冷ますので、発熱時にも効果があります。※2
秋は美味しい誘惑がたくさんですね。
以上、梨の豆知識と、薬膳効果についてでした。
お読みいただき、ありがとうございました。
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