先日、義姉が遊びにきた時、ワクチンの副反応や健康の話題になりました。
倦怠感
「朝起きたら、枕もとの携帯を取って会社に連絡する気にもなれなかった。こんなことは初めて、”倦怠感”ってこういうのを言うのねえ。」としみじみ言うのです。
義姉は、50代後半ですが、元気はつらつなキャリアウーマンで、そのような「倦怠感」とはこれまで無縁だったらしい。
私は子どものころから不整脈などがあり虚弱だったので、なんだかだるい、朝起き上がるのがつらい、ということは、そうめずらしくもないものでした。
病気の対応もいろいろ
そんな元気な義姉も50手前で子宮筋腫と嚢腫などがみつかり、手術を経験しました。一方、私は手術をせず、閉経を待っている状態です。
義姉の場合は、これまでも月経痛などの痛みは全くなかったので医者からは、「閉経を待ちましょう」とすすめられたそうですが、「いいえ!とってください」と主張して手術をした、と言うのです。無論、悪性の疑いならすぐに判断できるでしょうが、こういったケースで決断し主張できる姉はすごいと思います。
その後、しばらく体調が悪かったようですが、60も近くなった今は、元気元気!
コロナになってから、在宅時間が増えたので、未明から起きて仕事前にマラソンをしているそうで、10キロも痩せたそうで、夫が「声まで違う」と驚いていました。肺がきたえられたせいか、声もはきはきとして大きくなったのです。
私も義姉ぐらいの年齢になるころには、元気になっているといいなあ。
でもここで、元気な人をみていじけたり、急に10キロ走ったりするのはNG。もともと、「倦怠感」を知らなかった方だから、やっぱりタイプは違うのだから、私は私なりの方法があると信じて進もうと思います。
ワクチンの話に戻りますが、義姉は当日は「なんともない」と普通に過ごして、翌朝高熱に驚いたそうですが、私の場合は、その日から安静に過ごして初期の兆しで薬を飲み、腰にホカロンを貼り、頭を冷して寝たろころ、副反応は出ませんでした。そういう対応も、性格?によって変わるものですね。
養生訓
健康に関しての考え方は、貝原益軒の「養生訓」が参考になりました。
江戸時代の文献ですが、今でも様々な書籍が販売され、読みつがれています。
「貝原益軒は、じつは生まれつき身体が弱かった。若い時に重病を抱え、強壮の状態ではない人生でした。でも、だからこそ順風満帆な人よりも余計に身体に注意しながら人生を送ってきたと考えられます。彼は平均寿命50歳未満の時代にあって、80歳を超えても歯は一本も落ちず、暗い夜でも小さい文字の読み書きができたと自ら書き残しています。そして、それこそ『養生』の賜物であると」(謝心範教授、以下同)
今回書きたかったのは・・・アクティブさを羨ましく思うこともあるけれど・・・体の弱い人は弱い人なりの生き方があると思うので、それなりに楽しもうね、ということでした。
お読みいただきありがとうございました。
「1月の和菓子、ゴボウと白みその入った花びらもちを」と思ったのですが、やはり、好きな菓子を選んでしまいました。栗かのこの中は、白あんとぎゅうひのくみあわせで美味しくいただけました^^