10年以上前、ヨガ教室に通いはじめました。
それから仕事で通えなくなったり、引っ越したりで、同じ教室には長くいられませんでしたが、ぽつぽつと続けています。
今日は、私のヨガはじめについて、思い出しながら書いてゆきたいと思います。
はじめてのヨガ教室
2022/12/29撮影
最初の先生は、お孫さんが何人もいらっしゃる元気な女性の先生でした。
レッスンのはじめに足の指をつかんで回したり準備運動的なことをしますが、その間、おもしろおかしく日常にあったできごとを話すんです。そう、ちょっと漫談みたいな感じ。
ご両親の介護のことや、お孫さんのことなどの話に、「うんうん」とうなづいたり笑ったりしている光景は、まるで井戸端会議。
格好も、ジャージとトレーナーのような気楽な格好で、つらいポーズはスルーするし、そのまま寝ちゃっていびきかき出す人もいます・・・。
ヨガってそういうものなんだ~と思っていました。
集団行動もスポ根的なのも苦手だった私は、「自分のペースでやればいいんだ~」と、気楽にはじめることができました。
一般的に「ヨガ」といいますと、スレンダーな先生、美しいヨガウェア、難し気なポーズ・・・かっこいい! おしゃれ! というイメージですよね。
私がそういうところから始めていたら、きっと気後れしていたことでしょう。
今、参加しているサークルでも気軽な格好でしています。
近所の方が朝の家事を終えて、エプロン外してぞろぞろ集まってくる感じです。
でもふだん着ですごいポーズを難なくしていたら、かえって衝撃的かもしれませんね。
ヨガの目的
2022/12/26撮影
ヨガの目的についてすこしお話すると、最初は、健康的に体を動かせることだった気がします。体を伸ばして、柔軟にして機能を高めることが大事だと思っていたんです。もちろん、心と体を整える、という効果もあることを知ってはいましたが、心についてはそんなに意識していなかったです。
しかし、4年前、子宮の病気と更年期の不調がひどくなり、心と体がコントロールできなくなりました。自律神経が乱れやすいようで、体が思うように動かなくなるばかりか、頭も鈍くなりました。
症状が出ない人、症状があっても強い意志で克服している人、そんな同世代の同僚たちをみて、(自分はなんて弱いのだろう、情けない!)と自分を卑下し、落ち込んでいました。そんな自分が嫌になりました。
その後、仕事も辞めて、調子はいったりきたりです。
最近、コロナでお休みだったサークルが再開された時、なぜか10年前の先生のことばが頭に浮かんでくるようになりました。
それでようやく遅ればせながらヨガの本来の目的に興味を持ち始め、独学しています。
ヨガの哲学に関する本を読みながら要点をノートに記録し、まとめた文章を読み直して、学びを深めています。
終わりに
私の”ヨガはじめ”についてご紹介しました。
ヨガを検索すると、スタイリッシュなイメージばかり出てきますが、こんなヨガもあるよ、ということがお伝え出来たらうれしいです。
季節外れですが・・・昨年12月末、おじいちゃん猫が亡くなってお届けできなかった画像を掲載しています。いまはおばあちゃん猫2匹になりました。